当初は市役所裏に近郊農家が集まり、野菜を売る露店の集まりでした。その規模は年々拡大し、昭和32年（1957年）、現在の場所に移転。釣ったばかりの魚を持ち込む漁師や、乾物・花・衣料・雑貨などを扱う商人も集まって、北海道一の大市場と呼ばれる「函館朝市」が誕生しました。 函館の朝は朝市から始まると言われるように、朝市の人間は函館一番の早起き。午前３時半頃、裸電球の下で開店準備が始まります。早朝は、居酒屋や料理店などの地の仕入れ客。その後、全国、全世界からの観光客の方々。時間とともに市場内は活気づき、威勢のいい売り声が飛び交います。旬の新鮮な味はもちろん、上物の塩干物を扱い、味にこだわる店が多いことで評判の函館朝市。午前中に品切れになる店もありますので、ぜひお早めにお越しください。

函館駅二商業協同組合は、終戦後まだ混乱の続く昭和２４年３月に設立され、皆様方のご愛顧を賜りながら、半世紀近い星霜を重ねて参りました。
この間、店舗の老朽化にともない、昭和５６年７月、近代的な協同店舗を建 設し、明るく楽しく、安心してお買物ができる店舗の経営に努めて居ります。 吟味した鮮魚介類・塩干物・珍味加工品・お菓子類・おみやげ品・衣料品・ 日用雑貨等を取り揃えて皆様のお越しをお待ちして居ります。

何卒ご用命賜りますよう心からお願い申し上げます。